【P2E】Phantom Galaxiesは超絶クオリティのロボットアクションRPG

Phantom Galaxies(ファントムギャラクシー)とは

Animoca Brands(アニモカブランズ)の提供

Phantom Galaxies(ファントムギャラクシー)は、Animoca Brands(アニモカブランズ)と子会社のBlowfish Studiosが開発しているPlay to Earn型のブロックチェーンゲームです。

アニモカブランズはブロックチェーンゲームを中心にビジネスを展開している大手のWeb3企業で、メタバースでお馴染みのTHE SANDBOXも手掛けています。拠点は香港にあります。

また、自社ゲーム開発だけでなく、投資事業も積極的に行っています。

ゲーム内容

Phantom Galaxies(ファントムギャラクシー)は、非常に高いクオリティのオンラインロボットアクションRPGです。

プレイヤーはスターシップに変形可能なロボット(スターファイターと呼びます)を操り、360度の視点で宇宙空間を自由自在に飛んだり戦ったりします。

他にも様々な惑星基地内を探索したり、パズルを解いたり、地上で戦ったりと豊富な遊び方が用意されています。

以下の公式トレーナー映像をぜひご覧ください。超絶クオリティを実感して頂けるでしょう。

スターファイターには4種類のクラスが存在します。

  • ランサー:バランス
  • バスター:パワフル(だけどスロー)
  • アサルト:遠距離
  • ブリーチャー:近距離

装備できる武器や防具がそれぞれ異なるので、柔軟に使い分けることが求められます。

メインキャラクターはボイス付きです。無論、英語ですが、日本語字幕がありますので、ゲームプレイに支障はありません。

Nori
2022/3時点でまだアルファ版とはいえ、これだけ高品質の遊べるブロックチェーンゲームを他に知りません。
Rino
これ、トランスフォーマー?
Nori
ファントムギャラクシーです!

ゲームアクティビティ

ファントムギャラクシーには主に4種類のゲームアクティビティが用意されています。

  • ミッション
  • クエスチョン
  • オペレーション
  • レイド

ミッションは、メインのストーリーコンテンツです。順次構成されていきます。

クエストは、メインストーリーを補足する単発ストーリーコンテンツ、いわゆるサブクエストです。クエストによって、ファントムギャラクシーの世界をより楽しむことができるようになります。

オペレーションは、デイリーあるいはウィークリーに繰り返されるコンテンツです。

レイドは、複数プレイヤーが協力して取り組むコンテンツです。レイドチームを組成して強大な敵に挑みます。高いチームワークとプレイスキルが要求されます。

これらのアクティビティによってアバターとスターファイターのレベルが上がると共に、ランダムドロップの戦利品(ゲーム内通貨、資源、アイテム)を獲得できます。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

Nori
360度の視点をぐるぐると動かすため、人によっては3D酔いを起こすかもしれません。徐々に慣れますが、適度に休憩を入れながら楽しみましょう。

プラットフォームと必要なスペック

ファントムギャラクシーのプラットフォームは、PCおよびコンソール(PS4、PS5等)です。高画質の影響なのか、スマホ版は計画されておりません。

2022/3時点ではPCでのみアルファ版をプレイできます。必要な最小スペックは以下の通りです。

  • OS:Windows 10 64bit、Mac(エピソード2公開時に対応)
  • CPU:第9世代のインテル i5か同等
  • メモリ:16GB
  • GPU:Geforce GTX 980Ti / Radeon RX 5600XT
  • HDD:25GBの空き容量

Nori
最高画質でストレスなくプレイするには、相応のグラフィックボードを用意する必要があります。いわゆるゲーミングPCでなければ、まともに動きません。
Rino
私たちはETHマイニング用のグラボで遊んでるわよね。ゲームしている間はマイニング量が減っちゃうから悩ましい問題だわ。

アルファ版のプレイが可能

最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaにて「Halberd-001」という名前のNFTを1枚購入・保有することで、アルファ版をプレイすることが可能です。

Halberd-001は1,000~2,000円程度なので、手軽に購入できます。

詳しい手順は以下の外部サイトに記載されていますので、そちらをご覧ください。

Play to Earn(遊んで稼ぐ)要素

ファントムギャラクシーはPlay to Earnが可能なブロックチェーンゲームです。

スターファイター、プラネット、アバター(操作する人物)、アイテムなどがNFT化される予定です。

ゲーム通貨(トークン)やガバナンストークンも計画されています。

ゲームプレイを通じてこれらのNFTやトークンを獲得して、マーケットプレイスなどで販売できるようになります。

ちなみに、アルファ版のエピソード1~4を全てクリアした上で所定の条件(期限あり、Halberd-001×6枚、0.2ETH必要)を満たすことで、限定のアバターNFTやスターファイターNFTを入手することが可能です。

なお、2022/3時点ではエピソード2までが公開されています。

スターファイターNFT

スターファイターは、マーケットプレイスで購入するだけでなく、自分で製造することも可能です。

製造にあたっては、ベースフレームNFTをはじめとするいくつかの材料が必要です。

これらを融合することで第1世代のスターファイターが完成します。

スターファイターは融合を重ねることで第2世代、第3世代とアップグレードでき、外観や属性をカスタマイズできるようになります。

ファントムギャラクシーのスターファイターループスターファイターNFTの循環(出典:ライトペーパー)

プラネットNFTとガバナンストークン

プレイヤーはマップ内に特定の座標と位置が設定されたプラネットNFTを購入できます。

プラネットは規模に応じて5段階に分かれています。

プラネットNFTを所有することで、ガバナンストークンを生成できるようになります。

プラネットにはクラフト工場、精錬所などを建設でき、それによってガバナンストークンの排出量が増加する設計です(増加量には限度あり)。

ガバナンストークンの最大供給量は約9億トークンです。

2022/2Q(4~6月)には、プラネットNFTのセールが行われる予定です。

ファントムギャラクシーのガバナンストークンプラネットごとのガバナンストークン排出量(出典:公式のプラネットセールPDF資料)

ガバナンストークンを所有することで各手数料をプールしたトレジャリーから報酬が配られます。

また、ガバナンストークンは分散型自律組織(DAO)の投票にも使えます。

アバターNFT

アバターとは、操作するキャラクターのことです。

アバターにはレアリティが存在します。

プレイヤーはアバターをレベルアップさせ、スキルポイントを割り当てて戦闘力を向上させます。

アバターのレベルはスターファイターの戦闘能力を引き出す上で重要な要素となります。

強いスターファイターを購入したとしても、アバターのレベルが低いとその性能が十分に発揮されません。

強いスターファイターには優れたアバターが必要というわけです。

ファントムギャラクシーのアバターアバター例(出典:公式サイト)

ゲーム通貨

ミッションやイベント等をクリアすることで、上限量の無いゲーム通貨(トークン)を獲得できます。

詳細は未定ですが、恐らくこのゲーム通貨も取引所等で取引可能になると推測されます。

その他の特徴

組織(ギルド)

ファントムギャラクシー内で組織(ギルド)を作ることが可能です。

組織の統治方法には、取締役会が意思決定する株式会社、民主主義的なDAO、独裁的なプライベート企業など様々な種類が存在します。

組織に所属できる人数はプラネットの大きさに比例します。大きいプラネットほど大きな組織を作ることが可能です。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

Nori
プラネットは大きければよいとは限りません。器が大きいからといってそこに人が集まるかは所有者の腕次第ですし、人が多くなるほどコントロールが難しくなるからです。また、ライトペーパーには維持費という記述があるため、何もしなくても一定のコストがかかる設計のようです。恐らくが大きなプラネットほどそのコストは大きいと推測できます。他人とのコミュニケーションは面倒という方は、一番小さいプラネットを購入して一人社長でプレイするのが良いかもしれませんね。

マーセナリーズ(リース)

ファントムギャラクシーにはマーセナリーズと呼ばれるリース機能があります。

複数のスターファイターを所有するプレイヤーは、使わないスターファイターをマーケットプレイスで他人にリースする(貸し出す)ことができます。

スターファイターを持っていない人に貸し出すことで、その人たちのプレイで獲得した戦利品やゲーム通貨の一部を賃料として徴収できます。

プレイヤーとしてではなく、投資家としてファントムギャラクシーに関わることも可能というわけです。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

安全エリアと危険エリア

ファントムギャラクシーの宇宙空間は、内側の安全エリア(中央システム)と外側の危険エリア(フロンティアスペース)に分かれています。

中央システムはプレイヤーがあらゆるアクティビティを安全に行える環境です。主にPvEコンテンツが含まれます。

フロンティアスペースは無法地帯で、奪い合い・殺し合い上等のエリアです。

レアな戦利品がドロップすることがあるため、強力なNPCや一攫千金を狙うプレイヤーが存在します。

また、フロンティアスペースには、反乱軍セクターが存在します。

反乱軍セクターとは征服可能な報酬プールのある辺境空間のエリアのことで、鉱山や研究所などを占領できます。

その場所を占領している間は、トークン(ガバナンストークンなのかゲーム通貨なのかは不明)を獲得できます。

従って、非常に競争の激しい場所となります。小規模な組織で維持するのは難しいかもしれません。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

スターファイターの耐久力と破壊

スターファイターは破壊されると耐久力が減ります。

耐久度は特定の資源を消費することで修復できます。

スターファイターの耐久度が0以下になると、スターファイターはロックされ、クールダウン期間が経過するまで使用できなくなります。

このクールダウン期間を短縮するために、プレイヤーは保険に加入できます。

保険に加入していないスターファイターがフロンティアスペース内で破壊されて耐久度が0以下になった場合、スターファイターのNFTは永久に消滅します。

そのため、フロンティアスペースに進出する際は、必ず保険に加入しましょう。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

PvP(対人対戦)

ファントムギャラクシーには、アリーナPvPとフロンティアスペース・反乱軍セクターでのPvPの2種類のPvPコンテンツが計画されています。

アリーナPvPでは、定期的にイベントが開催され、様々な報酬が与えられます。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

マルチチェーン

ファントムギャラクシーは、マルチチェーンゲームとして構築されています。

各ブロックチェーンはそれぞれホームとなる銀河を持ち、異なるチェーンのプレイヤーは互いに交流できます。

マルチチェーンでの展開については、ゲームのストーリーの進展と並行して段階的に行われる予定です。

他のブロックチェーンプロジェクトにファントムギャラクシーへの参加を呼びかけることで、NFTの相互運用性を最大限に発揮したマルチバースを構築していくそうです。

なお、最初のローンチは、ポリゴンブロックチェーン上で行われます。追加のブロックチェーンは順次明らかにされます。

ファントムギャラクシーのイメージゲームイメージ(出典:公式サイト)

分散型自律組織(DAO)構想

ファントムギャラクシーのガバナンストークンの保有者は、プレイヤー数の増加に伴って分散化していきます。

これにより、ファントムギャラクシーはコミュニティが所有するDAOへと進化していくことでしょう。

ロードマップ

2021/12にアルファ版のエピソード1が公開され、3月にはエピソード2が公開されました。

2022/1Qに計画されていたエピソード3、プラネットセール、エピソードクリアバッジNFTの請求は2Qに延伸となりました。

それに伴い、後続の予定もずれていくことが予想されます。

このペースでいけば、ベータ版が開始されるのは2022/3Qではなく2022/4Qになりそうです。

ファントムギャラクシーのロードマップロードマップ(出典:ライトペーパー)

まとめ

アニモカブランズが提供する、遊んで稼げる本格ロボットアクションRPG「Phantom Galaxies(ファントムギャラクシー)」。

ブロックチェーンゲームの中では間違いなく最高峰のグラフィクスを誇ります。

求められるマシンのスペックは高いものの、そんなことを気にも留めないほどのユーザー体験をもたらしてくれるでしょう。

ボイスや字幕もさることながら、ゲームデザインの細部にまでこだわって開発していることが分かります。

それは長期にわたってゲームが破綻せずに持続可能にするためだと思われます。

大注目のブロックチェーンゲームです。

Phantom Galaxies…

アイキャッチ
最新情報をチェックしよう!

ブロックチェーンゲームの最新記事8件